e*thirteen LG1+
シマノのSM-CD50(Saint)のチェーンデバイスを暫定的に組んでいましたが、ローワースライダーからの音が大きい点、プーリーではないので抵抗が大きい点など、それについては別記事を書く予定ですが、とにかくイマイチな出来だったので定番のE13 LG1+に交換しました。
LG1+はバッシュリング無しで運用するタイプで、チェーンリングを守るためにダイレクトマウントバッシュガードがデバイスに付いています。他、SRS+はバッシュリングのみ、新製品のLG1+ Turboは強化型のダイレクトマウントバッシュガード+バッシュリングの2段構え仕様となっています。Hopeのバッシュリングを持っているのでSRS+にしようかと思っていましたが、トラブルは避けたいので素直にLG1+にしました。
テンションプーリーはディレーラーより小さい9Tが付いています。どこかアルミのフローティングプーリー作ってくれないかな。
アッパーガイドは割と余裕のある大きさで、Saintのデバイスほどシビアに調整しなくても擦りませんでした。たまに摩耗で割っている人がいますが、ちゃんと調整すればほとんど当たる事は無いと思います。
重量はハードウエア類込みで221.5gでした。実際に使うのは半分ぐらいなので、概ね200g程度で収まるはずです。DH用でも各社このぐらいの重量に抑えてきていますね。
取り付けはシンプルな取説を見ながら行えばすぐ終わります。要はプーリーとチェーンリングが真っ直ぐに並べば良いので、プーリーの無いSaintのデバイスよりも随分分かり易い作業でした。73mmBBでチェーンラインが概ね48mmなのですが、取説通りにワッシャーを入れると全然だめだったので、1.25mm(金)を1枚と2.5mm(黒)を1枚ずつ入れて丁度良かったです。
抵抗は当然減り、音も少し静かになりました。思ったよりはしますが、プーリーの歯先にチェーンが当たる音なので仕方がありません。スライダーに擦れる音よりは全然マシです。
これでチェーンリングをぶつけても大丈夫なので安心して乗る事が出来ます。結構高い物ですが、評判通り良いものでした。