Maxxis Larsen TT 2.35 Maxxpro

Maxxis Larsen TT 2.35

 一応DH用として買ったMaxxis High Roller II 2.4 Foldingをトレイルライドで使っていましたが、あまりにも重いので軽量なタイヤを探して購入したのがもう2か月近く前でしょうか。フロントにはMaxxis Ardent 2.4、リアにはこのMaxxis Larsen TT 2.35 Maxxproを使う事に決めたわけですが、やっと先日トレイルで使う事が出来ました。

 舗装路での漕ぎに関しては、見違えるほど改善されました。フロントはArdentの高めのセンターノブが転がりを改善し、リアはLarsenの詰まった背の低いノブのお蔭で変形が少なく軽い漕ぎ味を実現。チューブも前後ともSchwalbeの130gほどの物に交換し、High Roller II時代はタイヤ+チューブで合計2220gだったのが、この変更で1740gと500g近い軽量化に成功しました。外周部ですから、当然如実に影響してきます。

 

 と、机の上では完璧と思われたトレイル用タイヤプランですが、今日初乗りでいきなりリアがパンクしました。空気圧は2.5Barを少し上回るぐらいだったので、いつも通りか少し高めです。30cmほどの高さからガレ場に着地した時、明らかに空気が抜けた音がリアから聞こえてきました。ガレていると意外とタイヤの感触が分からないものですが、少しフラットになった地点でパンクを確信、脇にそれて自転車を降りるとやはり空気ゼロ。原因はリム打ちでしたが、穴は1つしかありませんでした。つまり、ちょっと尖った石に当たって、タイヤが綺麗にそこだけ変形したという事になります。恐らくトレッドが薄く柔らかいこのタイヤならではのパンクの仕方ですね。

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 残念ながら、トラベル180mmのFRバイクに慣れた私の乗り方ではこのタイヤは柔らかすぎたようです。パンク1回程度ではサンプルにはなりませんが、心配性なのでMinion DHF 2.35 Maxxproをリアに付ける事にします。Larsen TTはノブの高さの割にはほどほどグリップして軽いので良いタイヤだと思うのですが、不安要素を抱えたままでチューブを何本も携行するようでは、折角の軽さがスポイルされてしまいます。

 

 ヨーロッパのエンデューロ界で良く見かけるので導入してみたわけですが、綺麗に走るテクニックが無いと使いこなせないのかもしれません。