Rockshox Vivid Air R2Cに換装

Fox Van RCが不調なので、興味本位でDH用のエアサスであるRS Vivid Air R2Cに交換してみました。

Rockshox Vivid Air R2C

本来重量が軽いエアサスですが、ここまでのサイズになるとその差も大きく、Van RCに比べてマイナス240gとなる577gでした。サドル1個丸ごと無くなったのと同じ計算になります。

 

機能はR2Cなのでリバウンド2系統とコンプレッションです。Rockshox曰く、ベースとなるセッティングは6-3-3であり、左からビギニングリバウンド、エンディングリバウンド、コンプレッションとなっているそう。ビギニングがストロークの最初の25%ぐらい、エンディングが残りを制御しているようですが、つまりはビギニングはサグの中に入ってしまうので、乗っている途中に主に感じるのはエンディングリバウンドという事でしょうか。コンプレッションは多分ロースピードの事です。ゆっくりした無駄な動きを減らす役割がありますが、元々エアサスはシールの抵抗である程度擬似的なロースピードコンプレッションが掛かっているので、そこまで強くしなくても(標準の3クリック)コイルに比べるとしっかりと聞いているように感じます。

 

サグは28%、体重70kgで190psiですが、純正エアポンプを使用する場合はポンプを外す際に10psiほど抜けるらしいので、実質内部の圧は180psiという事になります。次回前の圧より10psiほど上げようと思うと最終的には20psi加圧しないといけないので、結構調整は大変です。

 

ゲレンデで使用していないので何とも言えませんが、感触は悪くありません。ショックの吸収も問題なし。コイルのフワッとした乗り心地は無くなってしまいましたが、軽量で調整機構も多いのでしばらく使ってみて結論を出そうと思います。