JR西日本での輪行

 昨日の事ですが、MTBを輪行している時の話。

 

 空いている時間帯に京都発の新快速の最後尾に乗り込みましたが、通常自転車を置くのに丁度良い乗務員室前のスペースは他の乗客が立っていたので、収納できる椅子の所に自転車を立てかけて自分も立って乗っていました。すると発車から数分した所で乗務員室から車掌が出てきて「そこは椅子で他のお客様が座られるので、自転車は向こうに移動して下さい。」と乗務員室前に自転車を移動するように指示。そもそも私もそこに置きたかったわけですが、他の乗客がいるのにどうやって置けと言うのでしょう。察してそこに居た乗客は椅子に移動してくれましたが、仕方ないので自転車を移動させました。

 移動するなり、車掌が突っかかってきます。

車掌「基本的に自転車の輪行は折り畳み自転車を袋に入れた状態以外は禁止なんで」

私「そんな話聞いた事ありませんが」

車掌「聞いた聞いてないとかじゃないんですよ。全国JRはそういうルールで決まってるんで」

私「最近決まったんですか?」

車掌「昔からそうです」

私「今までこういう形(普通の輪行)でやってたのも全てダメと?」

車掌「本当はダメですが混雑時以外は黙認しているという事です」

私「・・・」

車掌「最近他のお客様との(接触)事故が増えているので、混雑時のご利用(輪行)はご遠慮下さい」

 横暴な態度もさることながら、ルールの不十分な理解にも呆れました。利用規約にはきちんと「分解し専用の袋に入れたスポーツ用の自転車または折り畳み自転車」と記載がある通り、JRは輪行を公式に認めています。納得がいかなかったため降りてすぐJR西日本にも問い合わせましたが、やはりいわゆる普通の輪行は全く問題なく、規約の通り公式に許可しているとの事。

 もちろん自転車を持って乗る時は、それなりに色々配慮しています。わざわざホームを歩いて端の12号車まで来ている訳で、それなのに他の乗客が云々とさも私たちのように輪行している人は他の乗客よりも立場が低いかのような言い方をされるのはどうかと思います。

 不愉快極まりない出来事でしたが、あのような車掌が新快速にいるとこれからも困る事がありそうなので、名前と列車コードを伝えておきました。しっかり勉強し直して頂きたいものです。