Time Xpresso 6

 Speedplayが草臥れてきたので他のペダルの物色していた所、Timeにはラテラルフロート(Q-Factor方向の遊び)があるという事を知って急遽Timeに変更しました。今までShimanoとLookは使った事がありますが、あまり膝が強くないので、どちらかというと軸上フローティングの方が向いている気がします。

Time Xpresso 6

 上位モデルはデザインが好きになれないので6にしました。実測211.0gとアンダー1万円にして上々の軽さ。チタンスピンドルに変更してやろうと某Wardさんの所に問い合わせましたが、Timeは作ってないそうです。残念。

Time Xpresso 6

 プレートはステンレスかな? ネジ止めされているので旧I-Clicのように脱落する心配はなし。全体的に必要な部分しかなくスマートです。

Time Xpresso 6

 カーボンの板バネです。偏芯というか軸から面までの距離がそれぞれ違う三角形の棒でテンションを調整します。つまり3段階。出荷段階では最弱にしてあるそうです。

Time Xpresso 6

 何だか近未来的な形のペダルです。このサイドビューが一番好きなんですよね。ただ、ぶつけると壊れそうな感じの細さです。

 実際に100kmほど乗ってみて、Speedplayに比べて非常にアバウトで驚きました。1mm単位で調整するのが当たり前だと思っていましたが、Timeではその必要は無さそうです。4回目ぐらいの調整でひとまず違和感のないポイントに設定できたので、これで様子を見てみます。

 簡単に書いていますが、ロードを初めて早4年、一度もクリートの位置が確定した事がありません。足が左右で違うので、どうしても違和感が出るのですが、Timeはその辺の細かい所をうやむやにしてくれるようです。これは神経質な私にとっては素晴らしい特徴で、何か致命的な欠点が見つからない限りは恐らくTimeから他社に乗り換える事は無いでしょう。ロード用ビンディングの固定感と、SPDの緩さを併せ持っているといった感じです。